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厳選! ハイレゾ10本勝負

【2015年12月】~毎月更新~厳選!ハイレゾ10本勝負  ◎文・麻倉怜士 page 1/8

特薦①

ブルガリアン・ポリフォニーI(ハイパーハイレゾ・ニューエディション)
01-a01THE PHILIP KOUTEV NATIONAL FOLK ENSEMBLE

VICTOR STUDIO HD-Sound.

e-onkyo music(WAV 192kHz/24bit・3,456円 DIFF5.6MHz/1bit・3,996円 DIFF 11.2MHz・5,076円)
VICTOR STUDIO HD-Music.(WAV 192kHz/24bit・3,456円 DSD5.6MHz/1bit・3,996円 DSD 11.2MHz・5,076円

 

 

 1980年代に脳科学者・大橋力氏が発見したハイパーソニック効果は、いまのハイレゾムーブメントの基礎になった。ハイパーソニックとは可聴域を超えた超高周波のこと。本来は聞こえないはずの音だが、人間の脳の最深部(中脳、視床、視床下部など)を刺激し、音楽の美しさや心地よさを感じる部分、つまり感動を司る脳の情動神経系の動きが活発になり、音楽が心を打つ効果が劇的に高まるのである。ハイパーソニックを人は皮膚で感じ、神経系統を経由し脳に入り、脳内にて耳から伝達された可聴帯域音の音質を飛躍的に向上させる。さらにストレス軽減や視覚、認識向上に繋がるとされる。
 
  大橋理論ではハイパーソニック効果として50kHz以上の高周波が、音のトータルの再現性にひじょうに大きな影響を与える。ところが実際のハイレゾ音源では、50kHz以上の信号をきちんと保持している音源は限られるのが現状。そこで自ら元祖として本物のハイパーソニックを大橋氏は提供するのである。それが本音源だ。

 ハイパーソニックの神秘は本合唱で(10万Hzの帯域が再生できるスピーカーなら)完全に堪能できる。女声合唱のメッカ、ブルガリアの宝、フィリップ・クーテフ合唱団の1988年のアナログ録音。アナログ時代から超絶録音としてマニアの間では定番になっていた名作だ。人の声はここまで絢爛になれるのかと驚く。ペルカントの裏声発声とは異なる、もっともつと直接的、肉体的で強靭な声の迫力がハイレゾで体感できる。まさに凄まじいとしか言うしかない、エネルギーが凝縮した声の饗宴。どこまでも透明で、どこまでも強靭だ。。
 
  音場がテンションの高い、緊張の漲ったた声で濃密に満たされ、そのハーモニーが協和、不協和し、場に十重二十重に虹のように、多彩な音色感で拡散していく様子は感動的だ。人の発声がここまで力強くなれるか、ここまで表現できるかの限界に挑んだ名演奏であり、名録音だ。1988年12月、五反田ゆうぽうと簡易保険ホールにて、ワンポイント・ステレオマイクでステューダーA-820に録音。この作品の素晴らしさはリニアPCMの192kHz/24bitやDSD5.6MHzでも十分堪能できるが、やはりDSD11.2MHzは最高だ。

 

 

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