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厳選! ハイレゾ10本勝負

【2016年2月】~毎月更新~厳選!ハイレゾ10本勝負  ◎文・麻倉怜士 page 1/7

特薦①

Spark
A-01Hiromi、Anthony Jackson、Simon Phillips

Concord

e-onkyo music(FLAC 96kHz/24bit 3,200円)
HQM STORE (FLAC 96kHz/24bit 3,200円)
VICTOR STUDIO HD-Music.(FLAC 96kHz/24bit 3,200円)


 わが国を代表するジャズピアニストの10作目のリーダーアルバム。Anthony Jackson (コントラバス、ギター)、 Simon Phillips(ドラムス)と組んだザ・トリオ・プロジェクトとして4作目だ。3週間のワールドツアーの合間の2015年10月にアメリカはコネチカットでデジタル録音された。「その間に新曲をライヴでどんどん演奏して、それがどんどん体に入っていって……。だからもう、レコーディングに入るときには曲が“体に入った”状態だったので、すごくよかったです」と上原ひろみはe-onkyo musicとのインタビューで語っている。

 9曲すべて、上原ひろみのオリジナルだ。『SPARK』とは人が何かに衝撃を受けて心が躍る瞬間、ドキドキする瞬間、そこから物語が始まっていく……の意という。アルバムチューンの「SPARK」。冒頭の高域の可愛い旋律の音がラブリーだ。高域単音がバイブレーションを聴かせながら、音場に広がるさまが美しい。その後、SPARKの名の通り、ドラムスとベースと共に、閃光を発するような衝撃的なリズムを連続させる。単に輪郭が鋭いだけではなく、アルペジオをもとにした歌謡的なメロディも美的。どこまでも突っ込んで、衝撃に次ぐ衝撃を聴く者に与える上原ひろみの全身全霊がここにある。

 興味深いのは、DSDで録音されていることだ。実は1作目『アナザー・マインド』からDSD録音という。DSDレコーディングシステムSONOMAの開発者ガス・スキナスが参加する豪華なセッションだ。いくら輪郭が鋭く、鮮鋭さをとことん追求しても、そこに人間的な人肌感のテクスチャーが感じられるのが、DSDの良さ。「音のふくよかさがすごく違うというか……。“ふくよか”という言葉が一番合うと思います。“厚み”というよりは“ふくよか”。お米の持つ水分量のような感じですかね。あの“もっちり”とした感じ。目の前で音が鳴って、それが耳に届く。それを忠実に近く再現していると思います」と上原ひろみは、e-onkyo musicとのインタビューで語っている。この配信はFLAC96kHz/24bit。それでもそれなりにそのメリットは感じられるが、なぜ、DSDで配信しないのだろう。ここまでアーティストが惚れ込んでいるのに、解せない。

 

 

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