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DSDを中心にさらなる発展を予感させた2015年ハイレゾシーン page 1/4

DSDを中心にさらなる発展を予感させた2015年ハイレゾシーン

◎文・和田博巳

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日本はDSD音源の最先進国

 2015年のハイレゾシーンをふり返って真っ先に思うのは、DSDの音の良さがより広く認知されたのではないかということ。3〜4年ほど前から「DSDはいい」と言い続けてきたが、昨年あたりから多くの人がDSDの良さをはっきりと認識するようになった気がする。

 ぼくはプレイバックデザインズ社の代表で、DSDの録音編集機「SONOMA」を開発したDSDの第1人者、アンドレアス・コッチ氏と話す機会がこれまでに何度かあった。コッチ氏はDoP(USBでDSDを伝送する技術)開発陣の中心人物の一人でもある。ぼくは以前からプレイバックデザインズのSACD/CDプレーヤーMPS-5を愛用していて、そのMPS-5のDAC部を活用してハイレゾ再生をしていたのでDoPという革新的な伝送技術が生まれたことをとても喜んだし、古くからMac派でもあったので、DoPの開発はビッグニュースだった。つまり、これまでDSD再生にネイティヴで対応するにはASIOというドライバーが必須で、しかもASIOはWindowsのみで使えるオーディオドライバー。だからMac派は地団駄を踏んで悔しがっていた。

 そのアンドレアス・コッチ氏と昨年春に再会してインタヴューした際、コッチ氏は「日本はDSD配信に関しては世界で一番熱心で、一番進んでいる。とても素晴らしいことだ」と語っていた。これまでのところ欧米ではDSDはまだ多くのオーディオファイルがそれほど関心を示していないそうなのだ。ところが、コッチ氏に会った2ヶ月ほど後に開催されたミュンヘン・ハイエンドショーでは、DSDのハイレゾファイル再生を誇らしげにデモンストレーションするブースがいくつかあって、多くの来場者の熱い視線を集めていた。そう、世界中でDSD再生の機運は確実に高まっていて、今後ハード面(USB DACや各種ネットワークプレーヤー、NASなど)もよりいっそう充実してくると考えられるし、DSDソフトも5.6MHzや11.2MHzの作品がより多く登場してくることが期待できる。

 

 

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