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ECMレーベルの魅力をもう一度~今、注目作品はどれだ  ◎文・和田博巳 page 1/3

ECMレコードは、1969年、音楽プロデューサーのマンフレート・アイヒャーによって設立された45年の歴史をもつレーベル。ジャズを中心にスタートし、現在は現代音楽や古楽、クラシックなど、幅広いジャンルをカタログ化しているが、共通するレーベル独特の音作りはECMサウンドとしてファンも多い。

ECMレコードは、1969年、音楽プロデューサーのマンフレート・アイヒャーによって設立された45年の歴史をもつレーベル。ジャズを中心にスタートし、現在は現代音楽や古楽、クラシックなど、幅広いジャンルをカタログ化しているが、共通するレーベル独特の音作りはECMサウンドとしてファンも多い。

 現在ECMレコード(以下ECM)から全てがジャズというわけではないが、新旧取り混ぜて何と147タイトルものアルバムがハイレゾで国内リリース(e-onkyo music)されている。初リリース22タイトルは一昨年の「ECM特集」、また昨年6月には「キース・ジャレット特集」で数タイトルを紹介済みだが、とにかく量も多いし、ここで改めてきちんと紹介させていただこうと。とはいえもの凄いタイトル数である、取りあえずこれだけはぜひ聴いて欲しいというアルバムを今回10タイトルほど選出した。ECMのファンはもちろん、これからいろいろ聴いてみたいというジャズファンにも、ぜひECMの豊穣で深遠な世界に踏み込んでいただければと思う。

 古くから音質には並々ならぬこだわりが感じられたECM。確か、70年代に日本にECMを紹介したトリオレコードが付けたキャッチフレーズが「クリスタル・サイレンス」だった。それまでジャズのサウンドというと、ブルーノートのルディ・ヴァン・ゲルダー録音に代表される、熱くてパワフルな音というのが一般的だった。そこに北欧的「透明かつ静謐なサウンド」が登場したのだから実に新鮮に感じられた。中には、あれはジャズの音ではないと違和感を訴える人もいなくはなかったが、35年ほど経った2005年頃になると多くのジャズの録音が、誤解を恐れずに言えばECMっぽくなっていた。

 つまり、実体感だけでなく、透明感や空間感まで豊かに感じさせるハイファイ録音が一般的になってきた。という意味で、ECMのクリスタルなサウンドは時代を一歩も二歩も先んじていたと言えるのである。ではECMでぜひ聴いていただきたいアルバムを紹介しよう。

 

 

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