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foobar2000の使いこなし術 後編 foobar2000をより高音質で聴くためのノウハウ page 1/2

文◎麻倉怜士

メインメモリーをストレージとして使って再生する

Foobar2000のメイン画面。

Windowsユーザーにとってもっとも知れ渡っている再生ソフトウエアfoobar2000の使いこなしの後編だ。前回は基本編として
(1)OSは何が望ましいか
(2)OSミキサージャンプのWASAPI排他モードについて
(3)USB DACはアシンクロナス伝送方式を選ぶ
について考察した。

後編では、foobar2000をより高音質で聴くためのノウハウを考えてみよう。あまり語られることはないが、とても重要なのが、音源ファイルと本ソフトウエアの置き場所だ。つまり
(1)音楽ファイルの置き場所はHDDかメインメモリー上のRAMエリアか
(2)foobar2000をインストールする場所はHDDかメインメモリー上のRAMエリアか
という設問だ。

音楽ファイルの置き場所による音の違いはあるか。換言すると、foobar2000がファイルを取り出す場所によって、果たして音が違うのか。「置き場所」といっても実際には、そこからRAMに呼び出し、RAM上で展開、処理するわけだから、置き場所の違いは音には関係ないように思えるが、実際にはどうか。実験してみた。
取り込みソフトで、それぞれの場所にその都度コピーして格納する。一箇所に格納してから、他の場所にコピーすると確実に音質劣化するので、その要因を排するために、当の場所に直接書き込む。

バッファローのRAMDISKユーティリティーを使用し、メインメモリーを一つのディスクとして認識させる。
http://buffalo.jp/download/driver/memory/ramdisk.html

できあがった仮想ディスク。この中に音楽ファイルを格納する。

まずメインメモリー上にストレージエリアを作る。例えば4Gのメモリーを搭載していたら、2Gを通常のメモリーエリアに供出し、残りをオーディオ用のRAMエリアにする。RAMエリアを設定するソフトとしては、バッファローが無償提供しているRAMDISKユーティリティーが簡単便利だ。普通RAMに保存された内容は電源OFFで消去されてしまうが、このソフトウエアはバックアップしてくれるので、ファイルが消えることはない。

私のリファレンスPCのソニーVAIO Z(Windows7)で試してみたところ、HDD上に置いた音楽ファイルの再生に比べ、RAMに置いたものの方が圧倒的に良かった。ベールが2、3枚剥がされたような明確で明瞭な音。低域のスピード感も早く、トータルでここまで音楽再現能力が上がるのかと驚いた。ここまでで、固定メモリーに音楽ファイルを置くと抜群に良いという結論が得られた。それならば、いっそのことfoobar2000のソフトウエア本体もHDDでなく、メモリー上に置いたらどうか。

そこで

(1)ファイルをHDD、プログラムもHDDに置く
(2)ファイルをHDD、プログラムをRAMに置く
(3)ファイルをRAM、プログラムをHDDに置く
(4)ファイルをRAM、プログラムをRAMに置く

の4通りを試したところ、やはり(4)のデータもプログラムもRAMに置くのが最高であった。質感がとても高く、音のグラデーションの情報が多く、音場空間内に消え行く間接音が実に感動的だ。聴感上の歪みも少なく、輪郭もくっきりしながら同時にしなやかで、響きがとても美しい。良い組みあわせから順番でいうと、(4)→(3)→(2)→(1)だ。

しかし、そもそもHDDに比べRAMの容量が圧倒的に少ないのが問題で、実用としては、foobar2000のプログラムをRAMにインストールしたら、もつとも大切な音源ファイルをRAMに置き、それ以外のものはHDDに置くというのが現実的な解だろう。

 

Next→foobar2000でDSDファイル再生

 

foobar2000の使いこなし術 後編 foobar2000をより高音質で聴くためのノウハウ, 5.0 out of 5 based on 2 ratings

 

 

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麻倉怜士(あさくられいじ)

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