これからのネットワークオーディオへ~デノンで広がる新しいWi-Fiオーディオの世界~
デノン
ネットワークプレーヤー
DNP-720SE
AVサラウンドレシーバー
AVR-1912
ネットワークCDレシーバー
RCD-N7
ネットワークオーディオプレーヤーDNP-720SEの登場は、ピュアオーディオファンだけでなく、デジタルオーディオやポータブルプレーヤー中心の音楽ファンにとっても、かなりの衝撃をもたらしたはずだ。
Wi-Fiを標準搭載し、アップルのAirPlayにも対応。 Windows PCやNASに保存した楽曲はもちろん、iTunesからそのまま手軽に再生することができる。 しかも、これだけ手軽であるのにもかかわらず、そのサウンドは高級CDプレーヤーに優るとも劣らない、ハイクオリティーさを持ち合わせているのだ。これが約5万円という定価で手に入るのだから、多くの人が驚いたのは当然の反応といえるだろう。
デノンは、DNP-720SEを皮切りに、新世代のAV環境に対して、どういったアプローチを始めたのか。 ここではDNP-720SEを中心に、その魅力を紹介するとともに、その他のデノン製ネットワークオーディオ対応機器も含めて、どのようなメリットをもたらしてくれるのかを紹介していこう。
ネットワークオーディオを、さらに生かすAir Play対応

AirPlayは、iTunesライブラリーにある音楽をストリーミング再生する機能。 デノンのオーディオ機器は、世界で初めてこのAir Playに対応した。 iPhoneなどで、Tunesの出力先にデノンの機器を指定すると、機器側の入力が連動して切り替わり、ボリュームの調整も可能になる。 さらに、iPhoneなどのミュージック再生を、直接、デノンの機器から行える。 このとき、音楽データはデジタルで変換されるので、より高音質で楽しめる。 また、PC内のiTunesライブラリーもiPhoneなどでコントロールできるようになる。(AirPlayは、iOS4.2以上。インターネットにブロードバンド接続した無線LAN(Wi-Fi)環境が必要。 また、この記事内のRCD-N7は、デノンダイレクトショップからの有償アップグレードでAirPlayに対応する)
ネットワークオーディオプレーヤーDNP-720SEは、ほんとうによくできた製品だと思う。 有線LANだけでなく無線LANを内蔵し、DLNA(Digital Living Network Alliance)Ver.1.5に準拠したミュージックサーバー機能を搭載。 NASやPC内に保存された楽曲を、フロントパネルに配置された日本語対応の有機ELディスプレイからチョイス、手軽に再生することができるのは、使い勝手としてもなかなかだ。 しかも音楽ファイル形式は、MP3やAAC(DRM非対応)、WMAだけでなく、WAVやFLACにも対応。 WAVは48kHz/24bit、FLACは96kHz/24bitまで再生可能なため、WEB配信されている注目のハイレゾ音源も高音質のまま楽しむことができる。
さらにDNP-720SEは、アップルが提供するネットワーク再生システムAirPlayにも対応している。 これがとても便利なのだ。 なぜなら、PC内のiTunesで管理している楽曲をそのまま再生できるうえ、iPhoneやiPod touch、iPadの音楽も簡単に再生することができるからだ。

デノンのRemote AppでのAirPlayの出力指定画面(左/iPod Touch)とミュージック再生画面(右/iPad)。iTunesの画面イメージと変わらず、操作もスムーズ。 手元から音楽を送り出すというのが、新感覚だ。
これによって、自分のPCがMacかWindowsかを意識することなく使えるし、遊びに来た友人のiPhoneからも、ネットワーク接続の設定をするだけ(しかも家庭内LAN用ルーターのパスキーを入力するだけ)で音楽再生ができる。
ジャンルが幅広いデノンのネットワークオーディオ対応
先ほどから「簡単」「手軽」「便利」という言葉を繰り返しているが、AirPlayはこれまでハードルの高かったネットワークオーディオを、一般ユーザーレベルまで下げてくれた素敵な存在。 それを、DNP-720SEを始めとするデノン製ネットワークオーディオ対応製品では、そのほとんどが当然といわんばかりに対応している。 この手軽さが、大きなメリットとなっているのは紛れもない事実だ。
さらに便利なのが、デノンが提供しているiPhone/iPad/iPod touch用アプリDenon Remote Appの存在だ。AVアンプなどもコントロールできるこのアプリ、当然のごとくDNP-720SEにも対応しており、プレーヤー操作を行えるだけでなく、ソースの選択や設定の変更なども行うことができる。 さらに、NASなどの楽曲リストを表示させ、スピン&タッチ操作で曲を選ぶことができるので、DNP-720SEがさらに扱いやすくなる。 これはほんとうに便利だ。

デノンからApp Storeで無償配布されるDENON RemoteApp。 最も左のコントロール画面では、music serverの選択やAirPlayの切り替えなどができる。 2番目は、サーバーを選択し、サーバーの中に入り、Albumのフォルダーまでおりたところ。 3番目は、曲を選択したところ。 最後は、画面上から再生、早送り/巻き戻し、検索などができる。
DNP-720SEの多機能さは、これだけに留まらない。 FM/AMチューナー内蔵に加えて、WEBを利用したインターネットラジオにも対応。 入力を選択すると、自動的にインターネットにアクセス。数千あるインターネットラジオ局から、最新の楽曲の情報からなつかしのメロディーまで、様々な種類の音楽とその情報をキャッチすることができる。 またWEBラジオ局のデーターベースvTunerをデノン専用にカスタマイズしたリストも用意されており、ディスプレイを見ながら自分好みの局を探し出すこともできる。
さらに、フロントパネルに配置されているUSB端子からは、USBメモリーからの音楽再生に加えて、iPhone/iPodとの接続にも対応。 iPhone/iPodの曲が、デジタル伝送による高音質サウンドで再生可能だ。また、iPhone/iPodの充電も行うこともできる。
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