現在の場所
ホーム > 特集 > デジタルプリメインアンプNUPRiME IDA-16を聴く > オーディオを一歩先取るデジタルプリメインアンプ NUPRiME IDA-16を聴く ◎文・麻倉怜士
609x90_IDA16-ban

オーディオを一歩先取るデジタルプリメインアンプ NUPRiME IDA-16を聴く ◎文・麻倉怜士 page 2/4

独自の「アナログスイッチング方式」と「ダイレクト・デジタル」搭載

デジタルプリメインアンプ
ニュープライム NUPRiME IDA-16  260,000円(税抜)
●出力:200W×2(8Ω)●最大出力電力:400W●入力端子:デジタル5系統・USB、RCA同軸×2、TOS光×2、アナログ・RCA×1 系統●出力端子:デジタル・TOS光(192kHz/24bitアップサンプリング)、アナログ・RCAライン●USBサンプリングレート:PCM・44.1k/48k/88.2k/96k/176.4k192k/352.8k/384kHz  DSD・2.8M/5.6MHz●最大ビットレート:24bit●ビット解像度:16~24bit●サイズ:H50×W430×D381mm●重量:7.5kg●備考:ブラックカラーあり、リモコン付属
■製品ページ:http://www.nuforce.jp/nuprime/ida16.html

サンプリング/ボリューム表示
前面左側のドットは、デジタル入力時のサンプリング周波数、アナログ入力時の出力レベルを表示する。写真は、上からDSD5.6MHz、PCM・192kHz/24bitの入力時と、下はアナログ入力時の設定レベル。

実は本製品、USB DAC内蔵プリメインアンプという形態では二代目となる。2012年にデビューした、同じコンストラクションの初代DDA-100の経験を活かす形で製品化されたのがこのIDA-16である。当時は、USB DACと合体したプリメインアンプなど、誰も考えなかった時代。私も、DDA-100に接してその先進性には、大いに感心したものだった。特にニューフォース(ニュープライム)にとって、このコンストラクションの意義が大きいのは、そもそも同社はデジタル駆動アンプに特化しているからだ。

入出力端子
入力は、デジタルがUSB、RCA同軸2、TOS光2の5系統、アナログがRCA1系統を装備。出力も192kHz/24bitアップサンプリング付きのTOS光と、単体DACとして使えるRCA同軸のデジタル出力で、多彩なシステムアップに対応する。

それが、「アナログ スイッチング」と名付けられた独自のデジタル駆動方式。動作原理はD級なのたが、一般的なクラスDアンプと異なり、オーディオ信号をPWM(パルス幅変調)化する際に固定周波数の鋸(のこぎり)波を使用しないのが独自だ。この基本原理を磨き上げ、独特のニューフォースサウンドが形成されてきた。

インプット表示
ドットで作ったU(USB)、C(COAXIAL)、O(OPTOCAL)、A(ANALOG)の奥のブルーのインジケーターが点灯して選択した入力を表示。

さて、駆動がデジタルなら、信号処理もまた信号入力もデジタルであるのが、もっとも合理的だ。そこでUSB DACを内蔵するわけだが、ニュープライムならではの仕組みが、「ダイレクト・デジタル」というもの。単に二つをひとつにまとめただけでなく、その構造だからこそ可能な大胆な音質向上策を採用している。パソコンから来たデータは直接パワーアンプ部に入り、ここですぐに大出力のアナログ信号に変換され、スピーカーを駆動する。経路が短いのが何よりも善とされるオーディオでは、途中の回路が大幅にカットできる同方式のメリットは大きい。報道資料では「必要なステージ全てを1 つのシャーシに統合し、可能な限り短い信号経路の設計とした」と述べている。

リモコン
六角のユニークな筒型をしたメタルボディのリモコン。スイッチ配置もよく考えられ、たいへん操作がやりやすい。

IDA-16ではさらに音質向上への工夫が光る。①CMA(Cross-Matrix Array)という大容量と高速応答を可能にするコンデンサーブロックと、②ボリュームは薄膜スイッチング抵抗ラダーネットワークが司り、どの音量設定においても信号経路で経由するのは1 個の抵抗のみ。音質に影響を与えることなく、0.5dBステップ99段階の細かい調節が可能ということだ。各々の入力が個別に調整できるので、手持ちの入力機器に応じた正確なレベルマッチングが行える。

DACは、USB入力はリニアPCMが384kHz/24bit、DSDは5.6MHzまで対応、同軸・光デジタル入力では192kHz/24bitまで対応。DSD再生のためのインターフェイスはASIO2.1 とDoP。アナログライン入力は1系統。PCオーディオが主体だが、加えて多彩なソースに対応する。出力は光デジタル出力とアナログライン出力(RCA)。従ってDDコンバーターや単体DACとしての使用も可能だ。

リアパネル
中央にバインディングポスト式のYラグ、バナナプラグ対応スピーカー出力を配置。その左のRS232インターフェースは、ファームウエアアップデートに使う。

(次ページへ続く)

AD 1st

刊行物publish

Gaudio No.3 2013.SUMMER【5月30日発売】

2013年5月31日発売

定価:1,500円

・私の小型スピーカー論

・デスクトップシステム

Gaudio No.3 2013.SUMMER【5月30日発売】

詳細を見る

PCオーディオの世界へようこそ

Welcome to the PC AUDIO World! まずはPCオーディオをはじめてみよう WHY PC AUDIO

PCオーディオ基礎知識knowledge

ベーシックマニュアル オーディオ用語辞典

プレゼントpresent

iPhoneなどにもピタリのハイセンスなヘッドフォン「harman/kardon CL」レビュワー募集!

プレゼント詳細

応募は締め切りました

AD 3rd
PAGE TOP

Gaudio+PCオーディオで人気のキーワード