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4つの視点から感じる『ON the ROAD』の総合的価値 page 2/5

 

02:マスタリング
行方洋一氏

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『ON the ROAD』のマスタリングを手がけたのは、1960年代からマスタリングミキサーとして常に第一線で活躍する行方洋一氏。その世界での匠として広く知られた人物である。制作中に配慮した点はもとより、デジタルファイルに関するひたむきな想いなども語っていただいた。

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――この『ON the ROAD』のためだけに「ブルース」「ジャズ」「ソウル」で合計なんと414曲をリマスタリングされたわけですが、最も気を遣われたのはどのようなことですか?

行方氏 その曲が持っている良さやらしさ、かっこよさを引き出したいと思いました。それとジャズでいえば、サヴォイやヴィーナス・レコードなど複数のレーベルの作品を収録しています。もちろんレーベルごとに原盤のマスタリングは違います。それを元のマスタリングの個性を尊重して、新たなパッケージとなるように配慮しました。そうしたぎりぎりの範疇で、ひとつのジャンル全体を統一するようなイメージです。

――USBに収録して販売されるということに関しては、リマスタリングする上で、意識されましたか?

行方氏 いいえ、それはありません。私はユーザーが利用する環境下で、最も良いサウンドにしたいと思っているからです。

――オーディオ市場の厳しさが伝えられて久しいですが、そうしたPCオーディオ用の新たなハードと、品位の高いサウンドを有する『ON the ROAD』のような作品とが、一緒になれば解決の突破口になるかもしれませんね。

HB-05行方氏 そうですね。それと、デジタルになったことで、何でも数値で表されるようになりました。ここで誤解が生じていることも事実で、今回は96kHz/24ビットですが、それが必ずしも192kHz/24ビットに音質的に劣るわけではありません。いくらウツワが立派でも、そこに入れるものが貧弱では駄目なのと同じです。

――やはり今までの経験があってこそですね。アナログ時代に相当な数のお仕事をされていたことも大きいと思います。それと、行方さんのお仕事をこれまで幾度か直に拝見させていただきましたが、やはり並々ならぬこだわりが感じられます。今回も様々な音源を単に96kHz/24ビット化しました、ということでは決してないことがわかります。音楽に対する想いがしっかりと息づいているんですね。

(次ページへ続く)

 

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