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小型USB DACの正統な進化形~Soundfort DS-200を徹底チェック page 3/4

オーソドックスな電源系のパワーアップとその効果

USB DAC
Soundfort DS-100+ 18,300円(直販価格。税・送料別)

DS100


<USB入力>●DAC:PCM1798DB (S/N:123dB)●サンプルレート:32, 44.1, 48, 88.2, 96kHz (16bit/24bit)●データ形式:PCM, DSD64(Windowsのみ対応)<RCA出力>●出力インピーダンス:> 100Ω●最大出力電圧:3Vrms at load 2kΩ<ヘッドフォン出力>●ヘッドフォンアンプIC:TPA6120A2●端子:6.3mm 標準ステレオジャック●最大出力:400mW THD 1% at 60Ω<デジタル出力>●タイプ:S/PDIF、Optical (TOSLINK)●サンプルレート:    32, 44.1, 48, 88.2, 96kHz (16bit/24bit)<寸法・重量>●寸法:高さ48×幅96×奥行121mm(突起物を除く)●重さ:約450g
■製品ページ  http://www.soundfort.jp/products/ds-100plus/

 

 内部回路は大きく変更されている。資料によれば、まずDS-100+では一枚基板上でデジタル系、アナログ系の回路を分離実装していたが、DS-200は完全に2枚の基板に分離し、その干渉を抑えたとしている。使える面積が広がっただけで部品配置の自由度も上がり、ノイズなどにも効率的に対処できるという。もちろん電気的にも分けられる2枚基板使いは効果的であるのは明らかなのだが、これも聞いた話では、分ければいいというものでもなく、とくに各回路の位置によってはかえってノイズが増えることもあるらしい。

DS-200の2枚基板の実装の様子。上がデジタル、下がアナログ/電源系

DS-200の2枚基板の実装の様子。上がデジタル、下がアナログ/電源系

 もちろんこれは同社がコアとしている“Designed by Japan”の由来でもある、デジタル、アナログの両方に回路設計のエキスパートである開発責任者の片山氏が、入念な検討を繰り返し、何枚ものプロトを作成したなかから完成させたものだといい、それについては同社Webでも紹介されている。Q9の記事でも紹介したが、このあたりは片山氏の思いのたけが、余すことなく注ぎ込まれているに違いない。
 実は生産・開発拠点である中国・深センは、試作のためのパーツの調達や基板などの制作対応などについては日本よりも優れた開発環境にあり、中国に拠点を置くのは、コストの面だけでなく、開発者にとって恵まれた環境であるという。

 少し話がそれたが、コンストラクションで最後に注目しておきたいのが外部電源供給。DS-100+、DS-200では、いわゆるAC電源アダプターをつないで使う。2機種ともに、パッケージを開いたときに、おやと思ったのだが、外部電源の付属。このクラス、サイズでは、USBケーブルでパソコンから電源も供給してしまうUSBバスパワー駆動が一般的。それをコストも上がるAC電源アダプターを付属させるのには、もちろん理由がある。それは、ノイズとパワー供給の問題だ。パソコンの内部はノイズにあふれているとよくいわれるからだ。

 USBバスパワーでは音楽データの信号と電源電流が同一のケーブルで伝送されるので、パソコンからのノイズの流入、また伝送時の干渉なども考えなければならない。それが電源は分離、独立供給されるとなれば、この制約からは解放される。ではACアダプターが発するスイッチングノイズはどうなのだ、という問題が一方であるが、これに対してはスイッチングノイズを除去するためのフィルターで対処しているという。

 もうひとつの利点が供給能力。USBバスパワーは、規格上、最大5Vに制限されているうえ、たとえばパソコンの動きに応じて不安定になることもある。これに対して外部電源は安定した供給ができるわけで、このことは音質や音色に、たいへん有効であることは、定説となっている。
 なお、内部電源部回路については、DS-200ではアナログ回路用電源のコンデンサーの容量を拡大し、アナログ出力のダイナミックレンジを広げているそうだ。

DS-200本体(左)と付属の電源(中)とUSBケーブル(右)

DS-200本体(左)と付属の電源(中)とUSBケーブル(右)

 

 

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